エレクトーンの楽しみ方。基本3つのコードネームでいろんな楽曲が弾ける。アンサンブル演奏を楽しめるのも魅力

「聖者の行進」が弾けるようになったら、他の曲もどんどん弾いてみたいと思いませんか?
基本のコードネーム・伴奏が弾けるようになれば、すぐに弾ける楽曲がたくさんあります。
最後にエレクトーンをよりいっそう楽しく演奏する方法についてお伝えしたいと思います。

基本3つのコードネームでいろんな楽曲にチャレンジしよう


今回の1曲チャレンジでは「聖者の行進」を取り上げてみましたが、基本のコードネームはC (ソドミ) ・F (ラドファ) ・G7 (ジーセブン) 、とってもシンプルですね。
この3つのコードネームさえ弾けるようになれば、「聖者の行進」以外にも弾ける曲が実に多いのです。今思いついた曲だけでも、ざっとこんな感じです。

・茶色の小瓶
・メリーさんの羊
・ジングルベル
・ロンドン橋
・第9 (喜びの歌)
・草競馬
・運が良けりゃ
・テキサスの黄色いバラ
・黄色いリボン
・赤い川の谷間
・もろびとこぞりて
など、他にもまだまだたくさんあります。
小学校の音楽の教科書に載っている楽曲のほとんどは、基本の3つのコードでできています。楽譜が読めなくてもうる覚えで弾ける曲があれば、エレクトーンで演奏してみてはいかがでしょうか。

メロディーが弾ければ、あとは左手の伴奏とベース鍵盤を乗っけるだけです。「このメロディーにはどんな伴奏が合うかな?」と考えながら演奏することで、美しいハーモニーを奏でることができます。

エレクトーン初心者がもっともっと上達するには?

今回チャレンジした「聖者の行進」以外にも弾きたい曲があれば、このような手順で演奏してはいかがでしょうか。
シンプルな4ステップで、エレクトーン演奏がメキメキ上逹することでしょう。
【1】右手のメロディーをうる覚えで弾く
(楽譜が読める人は楽譜を見ながら弾く)
【2】楽譜にコードネームがあればその通りに伴奏をつける。
楽譜がなければ右手でメロディーを弾きながら、メロディーに合う伴奏を考えて弾く。
余裕があれば、伴奏にブロックコードやアルペジオなどでバリエーションをつけて弾く。
【3】その楽曲にふさわしいリズムとテンポを選んで両手・ベースをつけて演奏する
ベースがつけられない場合はオートベースコードのフィンガーコード機能を活用する
【4】曲にふさわしい音色を選び、リズムに合わせて演奏する
ここまで出来るようになれば、リズム感と表現力と演奏力を養うことができます。

エレクトーンでアンサンブル演奏を楽しめるのも魅力的

前回の「 「聖者の行進」を楽しく華やかに演奏するコツが知りたい!」の記事では、1つの楽曲をひとりで演奏する方法についてお伝えしました。
エレクトーンはひとりで演奏するのも楽しいですが、仲間と一緒に演奏するのも楽しいものです。
両手奏が出来ない場合はMDRにパート録音してひとりで演奏するのも良いけれど、音楽仲間がいればパートを分けて演奏することもできます。

たとえばこのような組み合わせでデュオ (2人で演奏)・アンサンブル (3人以上で演奏) はいかがでしょうか。

・右手のメロディ エレクトーン
・左手の伴奏 ピアノ
・ベース鍵盤 ギター・ピアノなど他の楽器で弾く

この他には
・右手のメロディ ハーモニカ(鍵盤ハーモニカ)・リコーダーなど
・左手とベース エレクトーン
身近な楽器でエレクトーンとアンサンブル・デュオを楽しんでみてはいかがでしょうか。

初心者にも簡単! 楽しいエレクトーン講座 まとめ

これまでエレクトーンの弾き方の基本・専門用語・1曲チャレンジなどについてお伝えしました。
エレクトーン初心者は、コード進行がシンプルな曲・短い曲を選んでおくと演奏しやすいですね。慣れてきたらコード進行が複雑な曲や長い曲にもチャレンジしてみましょう。
初心者が上達するには、コードネームを少しずつでも覚えて弾けるようにすること、うる覚えでメロディーが弾ける曲があれば、どんどん弾いてみること、リズムに乗って弾くことです。
エレクトーンはデュオやアンサンブルでも楽しめるので、お友達を誘って素敵な音楽の時間を共有してはいかがでしょうか。
この記事を読んだ方が、エレクトーンという楽器を通して音楽の素晴らしさを体感できたら、とてもうれしく思います。

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