エレクトーンの上鍵盤と下鍵盤の中間の各部位の役割と操作方法

エレクトーンには多彩なパーツがありますが、ここでは上鍵盤と下鍵盤の中間に位置する操作パネルの名称・それぞれの役割について解説しましょう。

上鍵盤と下鍵盤の中間の各部位 MとDの2つのボタンの役割とは??

メモリーボタン


メモリーボタンは、ヤマハエレクトーンのHSシリーズ・ELシリーズ・ステージアシリーズに搭載された機能です。
上鍵盤と下鍵盤の段差の部分に数字が1~8、または1~16まであります。
レジストレーションを8~16種類も記憶・保存することができます。
数字の1のボタンの左側には赤い「M」のボタン、これがメモリーボタンです。
たとえば、数字の1のボタンにある音色やリズムやテンポを記憶させる場合、Mのボタンを押した状態で数字の1のボタンを押します。

ディスエーブルボタン


数字の右端にある「D」のボタン、これがディスエーブルボタンです。
エレクトーン上級者は使う頻度は少ないけれど、エレクトーン初心者にとっても便利な機能です。
たとえば、数字の1のボタンにマーチのリズムでテンポを130にして、数字の2のボタンにスイングでテンポを150に設定したとします。
メモリーボタンの3番目以降も、まったく異なるリズムとテンポが設定されたとします。
でも、数字の1のメモリーボタンに記憶したマーチでテンポ120を維持したい、音色だけ変えたい、そんな時に役立つのがディスエーブルボタンです。

数字の1のボタンを押した状態でディスエーブルボタンを押しておけば、数字の2以降のボタンにもすべてマーチ・テンポ120の状態をキープできます。
ディスエーブルボタンを上手に使いこなせたら、わざわざ同じリズム・同じテンポを記憶させる必要がないので便利ですね。

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