【エレクトーン用語】ユーザーボイス・ユーザーリズム・レコード・リズムシーケンスプログラム

エレクトーン専門用語、ここから先はちょっとハイレベルになります。ある程度、エレクトーンの操作・演奏が出来るようになったら、下記の専門用語も知っておくと良いですね。

エレクトーン専門用語について【5】

ユーザーボイス (USER VOICE)


エレクトーンは既成の音色を出すだけではなく、既成の音に効果をつけたり自由にエディット (編集)・カスタマイズ (設定) することができます。
エディットやカスタマイズした音色のことをユーザーボイスと良います。
エレクトーンでは、新たに音色を作り出すことはできませんが、既成の音をお好みに変化させることができます。
たとえば、エレピの音をもっとはっきりと明るい音色にしたい、そんな時に活躍するのがボイスエディットとユーザーボイスです。
ユーザーボイスは、上鍵盤・下鍵盤・ペース鍵盤に作ることが可能で、保存した音色の呼び出しも可能です。
ユーザーボイスの保存の手順は下記の通り。

【1】エディットする音色をひとつ選びボタンを押して、液晶画面外側のボイスエディットボタンを押しながら、音書のボタンをもう1度押します。
【2】ボイスエディットの画面にはEDITのページにはアルゴリズムとオペレーターが表示されています。

【3】アルゴリズムの下 (左から1番目・2番目の2列目) のボタンで、アルゴリズムのオン・オフができます。
【4】オペレーターの調節は、左から3番目から右端まで6列のボタンで行います。
【5】エディットした音色をページボタンで1ページ先に進みます。
「SAVE」(保存) のページが表示されます。
エディットした音色は、USER1~USER16まで16種類保存できます。
【6】USER1~USER16の中から保存先を1つ選びます。

【7】「保存しますか?」の画面が表示され、「保存」を選択します。
※エディットした音色の保存作業をしていない状態で、画面を閉じようとすると、「このまま終了してよいですか?」と表示されます。
保存せずに終了する場合は「中止」、保存する場合は「保存」を選択して【6】【7】の手順で行います。

保存したユーザーボイスを呼び出す手順は下記の通り。
【1】アッパー・ロワー・リードボイスの音群のうち、保存した音色の呼び出しを行う音群を1つ選択します。
【2】液晶画面街の右側のページボタンで、いちばん右端のUSERまでページを進めます。
【3】液晶画面にはUSER1~USER16まで表示されます。その中から呼び出す音色を1つ選択します。

ユーザーリズム(USER RHYTHM)


音色と同様に、リズムの作成・編集も自由に出来ます。
下鍵盤のリズムパーカッションには、ドラムや和太鼓など多数ありますので、自由にリズムを刻み、オリジナルのリズムを作成できます。
作成したリズムをシーケンスで読み込むことも可能です。

リズムの作り方は、リアルタイムとステップ、この2つの入力の方法があります。
より正確にリズムを作るならステップ入力が適しています。
16分音符や32分音符の細かいリズムの打ち込みには、ステップ入力がおすすめです。
リズムの作り方は、リアルタイムとステップ、この2つの入力の方法があります。
より正確にリズムを作るならステップ入力が適しています。
16分音符や32分音符の細かいリズムの打ち込みには、ステップ入力がおすすめです。

リズムパターンの保存画面には、USER1~USER8・A~D・FILLと表示されています。
ユーザーリズムで作成可能なリズムの種類は、FIIL INも含めて1つのUSERにつき5種類です。全部で40種類のリズムパターンを作ることができます。

さらに、下鍵盤の伴奏でロワーリズミックを作ることも可能です。
ロワーリズミックとは、伴奏の刻み・ブロック奏のことを指します。

リズムシーケンスプログラム(RHYTHM SEQUENCE PROGRAM)


既成のリズムや作成したリズムを1小節ずつ時湯に組み合わせて、SEQボタンに保存することができます。

たとえば1~7小節目まで8ビート1のリズムを組み込みます。
8小節目にフィルイン、9~15小節目には自分で作成したリズムを組み込みます。
16小節目にフィルインを入れるといったリズムパターンの組み合わせが自由にできます。
リズムシーケンスプログラムの機能を使用する場合、液晶画面に表示する手順は下記の通りです。

【1】液晶画面外の右側、上から3番目のSEQUENCEのボタンを押します。
【2】リズムのパネルの左端にSEQ.1~SEQ.4までのボタンが点滅します。
【3】その中から1つを選択すると液晶画面にSEQUENCE作成の画面が表示されます。

作成したSEQUENCEの呼び出しは、SEQ.1~SEQ.4のいずれかのボタンを選択します。
SEQの番号を1・2、または1・3と複数のボタンを押した場合は、SEQの番号の若い順にリズムが再生される仕組みです。
SEQ.2からSEQ.1、SEQ.3からSEQ.1の順にリズムが再生されることはありません。

レコード (RECOAD)


エレクトーンでレコードとは、MDRの録音機能・レジストの保存を指します。
自分の演奏を実際に聴いてみると、長所・短所がよくわかるので、この機能をおおいに活用すると良いですね。
レジストを作成したら必ずレコードボタンを押して保存するのを忘れずに。
【1】フロッピーをMDRの挿入口に差し込み、ソングセレクトのボタンでソングナンバーを選びます。
【2】赤いレゴードのボタンを押すとプレイのボタンが点滅して待機状態になります。
【3】点滅したプレイボタンを押すと、データの保存または演奏の録音がスタートします。
【4】データの保存のみ行う場合は、赤い文字の表示が「--」横長の点線状態がから数字か表示された状態になったらストップボタンを押します。
【5】演奏の録音を行う場合は、赤い文字の表示が「--」から数字になったのを確認して演奏をスタートします。
【6】演奏が終わったらストップボタンを押します。
MDRに録音した演奏を聴く時・レジストデータの再生の手順は下記の通りです。
【1】フロッピーをMDRに挿入したら、録音データを収録したソングナンバーをソングセレクトのボタンで選びます。
【2】プレイボタンを押して演奏を再生させます。途中でやめる時はストップボタンを押します。レジストデータの呼び出しを行う場合は、データをエレクトーンに読み込んだ時点で自動的に止まります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です