【エレクトーン用語】オートベースコード・カスタムABC・キーボードパーカッション・シングルフィンガー・シンクロスタート

エレクトーンの専門用語には、ベース鍵盤やリズムに関するものも多数あります。
ベース鍵盤をよりカッコ良く演奏する機能やリズムの機能を知っておくと、エレクトーン演奏が100倍楽しめるはず!

エレクトーン専門用語について【3】

オートベースコード


リズムをスタートして、左手の伴奏とベース鍵盤を踏んでいれば自動的にコードとベース伴奏をつけて演奏する機能です。英語で表記すると「A.B.C」で、おもに3つの種類があります。
シングルフィンガー・フィンガーコード・カスタムABC、この中でもっとも演奏が簡単なオートベースコードはシングルフィンガーです。
【1】リズムパネルの中からリズムを1つ選択します。
【2】もう1度【1】で選んだリズムのボタンを押します。
【3】オートベースコードが表示されます。

カスタムABC


左手で下鍵盤での伴奏とは別にペダル鍵盤のうち1つの音を鳴らすとベースが自動的にリズムを刻み、伴奏がつけられる機能です。
カスタムABCの表示方法は、オートベースコードの手順と同じです。

キーボードパーカッション


下鍵盤とベース鍵盤を叩くと、打楽器の多彩なパーカッションの音が出ます。
ELシリーズのエレクトーンには、パーカッションはなんと120種類も用意されています。
ラテン系、カスタネットやタンバリン、ドラムなど実に多彩です。
和太鼓などの和楽器のリズムも楽しめるのが魅力です。

キーボードパーカションの機能を使う手順は下記の通り。
【1】下鍵盤とペダル鍵盤のボイスメニューの音量をすべてゼロ (MIN) に設定。
【2】リズムの音量を中程度に設定します。
【3】キーボードパーカッションの下鍵盤とペダル鍵盤のボタンをオンにします。
【4】あとは下鍵盤・ペダル鍵盤の好きなパーカッションを鳴らします。

コード (コードネーム)

ギターと同様にエレクトーンでもよくコードを使います。
コードとは和音による伴奏のことで、C・G7・Fなどのコードの名前のことをコードネームと言います。
コードネームをたくさん覚えておくと、エレクトーン演奏がより楽しくなります。
エレクトーンの演奏を上達させるには、コードネームをたくさん覚えることです。

シングルフィンガー


シングルフィンガーは、エレクトーンの自動伴奏機能の中でもっとも簡単な伴奏法です。
オートベースコードの一種で、下鍵盤を1音~3音ベタ弾きすれば、コードとベースの自動伴奏ができます。
たとえば、C・G7・Fのコード進行なら、Cのコードは「ド」、G7は「ファ」とその右隣の「ソ」、Fなら「ファ」の音を押さえます。たつた1本の指でコードネームを押さえられるのがメリットですね。
コードネームが弾けない人にとても便利な機能です。
リズムと連動する機能なので、必ずリズムスタートの状態で行います。
シングルフィンガーの液晶画面の表示方法は、オートベースコード・カスタムABCと同じ手順です。

シンクロスタート


シンクロのもともとの意味は「同期する」、エレクトーンの場合はシンクロスタートを押すとリズムの待機状態になります。
ペダル鍵盤か下鍵盤を1音でも鳴らした状態になると、自動的にリズムがなり始めます。
【1】シンクロスタートの長細いボタンを押します。この時点で、リズムスタートの待機状態です。
【2】下鍵盤またはベース鍵盤、または下鍵盤とベース鍵盤の両方を鳴らすとリズムがスタートします。

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