エレクトーン演奏の幅をより広げるために知っておきたい専門用語について解説します。
1度に全部覚える必要はありません。少しずつ覚えて活用していけば、得蹴れクトーン初心者でもハイレベルな演奏ができるようになります。
エレクトーン専門用語について【2】
イントロ・エンディング
EL・ステージアシリーズのエレクトーンには通常のリズムと合わせて、イントロ・エンディング機能がついています。
イントロは曲の前奏に、エンディングは曲の終わりに使うリズムパターンです。
イントロ・エンディングボタンを先に押してからリズムスタートすると、イントロが4~8小節流れます。
リズムスタートをしてから再度このボタンを押すと、4~8小節程度で終わり、リズムが自動的に止まります。
アカンパニメント(自動的なアルペジオコードの伴奏)のボリュームを中~大にしてから員と・エンディングを使うとより効果的です。
コードネームがある程度自由自在にきっちり押さえられるようになったら、イントロ・エンディング機能を駆使して、演奏を盛り上げられることでしょう。
エフェクト
エフェクトとは英語で「効果」、エレクトーンのエフェクトは音色を自由自在に変化させる効果のことを指します。
エフェクトの種類は、全部で5種類あります。
【1】音色を1つ選択してページボタン(液晶画面街の右側)で2ページ目を開きます。
【2】5種類のエフェクトが表示されます。
デフォルト状態では、エフェクトはかかっていない(OFF)状態です。
【3】音色にかけるエフェクト(効果)を1つ選びます。
オフ (OFF)
エフェクトによる音色の効果なしの状態。
トレモロ (TREM.)
音が振動する・震えるような効果。オルガン系の音色でよく使われるトレモロですが、エレクトーンでは上鍵盤・下鍵盤などすべての音色にトレモロの効果をつけられます。
シンフォニック (SYMPH.)
シンフォニックな雰囲気の音色の効果。より奥行きと広がり豊かな音色になります。
シンフォニックには、さらにシンフォニックとセレステの2種類の効果があります。
ディレイ (DELAY)
ディレイとは、エコーをかける効果です。
カラオケに行って、エコーを聴かせて歌う人っていますよね。そのような雰囲気です。
エレクトーンでは、ディレイを使うことで、より時間差をおいて音を反復させる効果も思いのままです。
ディレイでは、さらにタイム (TIME) ・ フィードバック (F.B.) ・バランス (BAL.) ・モード (MODE) の4種類の細かい効果がつけられます。
フランジャー (FLANG.)
フランジャーは、音色が回転するようなイメージ、独特のうねりが感じられる効果です。
コズミック系・シンセブラスなどの音色にかける効果として、よく使われます。
ディストーション (DIST.)
音色に微妙にゆがみ・ひずみを与える効果をつけることができます。さらに細かくレベル(LEVEL)・ハイパス (HI PASS) の効果まで設定できます。レベルは音色のゆがみ・ひずみの程度、ハイパスは音質を調整することです。
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