エレクトーン操作パネル【鍵盤の左側】の名称と役割

これからエレクトーン演奏を楽しむには、操作パネルの位置・それぞれの役割・操作方法をしっかりマスターしたいですね。
前回はエレクトーンの鍵盤の上部の操作パネルについて掲載しました。
今回は、鍵盤の左側にある操作パネルの各名称・操作方法・役割について解説しましょう。

エレクトーンの操作パネル【鍵盤の左側】


エレクトーンの操作パネル 鍵盤の左側に位置する各名称は下記の通りです。

ベーシックレジスト【1】


エレクトーンの上鍵盤のすぐ左には、ペーシックレジストがあります。
5つのボタンには、それぞれ楽器やイメージがイラストで描かれています。
エレクトーン初心者は、上鍵盤と下鍵盤の音色の操作に慣れず、時には面倒になることもあります。
そんな時に便利なのが、このベーシックレジスト、1から5までの5種類、それぞれの特徴を解説していきます。

基本レジストレーション1

基本レジストレーション1には、バイオリンやチェロなど弦楽器のイラストが描かれていますね。上鍵盤・下鍵盤ともにストリング1の音色、ペダル鍵盤にはコントラバス1の音色が設定されています。
おもに、室内管弦楽や四重奏などクラシック曲の演奏に向いています。

基本レジストレーション2

基本レジストレーション2には、トランペットなど金管楽器のイラストが描かれています。
上鍵盤にブラス・下鍵盤にホルン・ベース鍵盤にチューバが設定されています。ブラスバンド演奏のイメージです。

基本レジストレーション3

基本レジストレーション3には、上鍵盤にフルート・下鍵盤にピアノ・ペダル鍵盤にコントラバスの音色が設定されています。フルートとピアノのデュオの演奏向きです。

基本レジストレーション4

基本レジストレーション4には、天使のかわいいイラストが描かれています。
上鍵盤・下鍵盤・ペダル鍵盤にすべてコズミック系の音色が設定されています。

基本レジストレーション5

基本レジストレーション5には、上鍵盤にシンセブラス・下鍵盤にコズミック系、ペダル鍵盤にシンセベースの音色が設定されています。
基本レジストレーション4よりも、やや厚味が強い感じのシンセ系の雰囲気です。
宇宙・大地など広大なスケールをイメージするような曲の演奏に向いています。
※エレクトーンの電源を入れた時は、基本レジストレーションの1の音色になっています。
基本レジストレーション1~5まで、ボタンをどれか1つ押すだけで音色が変わります。
メモリーする必要はなく、プリセットされたレジストです。

リズムセクション【2】

リズムセクションは、上鍵盤と下鍵盤の左側にあります。
エレクトーンの機種によってリズム数には違いがあります。
マーチ・ワルツ・スイング・バウンス・スローロック・タンゴ・ラテン1・ラテン2・8ビート・16ビート、基本はこの10種類です。
マーチ・タンゴの左側には、SEQ1~4までの数字が振ってあります。
自分で打ち込みしたリズムを小節ごとに自由に組み合わせることができます。
スローロックと16ビートの右側には1と2の数字が振られたボタンがあります。
こちらは、自由に作成したリズムを保存する場所です。

テンポ【3】

リズムセクションの下の丸い大きなつまみ、これでテンポを調整します。時計方向回りに進むほど、数字が大きくなり、テンポが速くなります。
時計回りと反対方向につまみを動かすと、数字が小さくなり、テンポがスローになります。

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