エレクトーンの操作パネル 【鍵盤の上部】の名称と役割

エレクトーンには数多くの機能やボタンがあって、どれを触ったら良いかわからなくて困ってはいませんか?
エレクトーンの演奏を始める前に、操作パネルの位置と役割・操作方法についてお伝えしましょう。

鍵盤の上部の周辺の各部位の名称と役割と操作について

エレクトーンの操作パネル、鍵盤の上部周辺の各名称は下記の通りです。
なお、エレクトーンの機種はヤマハのEL-900です。

キーボードカバー【1】


EL・ステージアシリーズのエレクトーンは、エレクトーンのフタの部分が透明です。
フタを閉めている時はキーボードカバーですが、フタを上まで開けると譜面台に早変わりします。

リバーブボタン【2】


リバーブボタンは、エレクトーンの操作パネルの左上にあります。
パッと見た目には、「エレクトーンのボリュームをこれで操作するのかな?」と思いがちですが、違います。

リバーブエレクトーンの演奏の効果のひとつです。
通常、自分の部屋でエレクトーンの練習をする時は、リバーブをMAXにする必要はありません。MAXとMINの中間ぐらいの位置に設定しておくと良いでしょう。

マスターボリューム【3】


マスターボリュームは、エレントーン全体の音量を調節する役割をしています。
演奏中の細かい強弱の表現は、エクスプレッションペダルやタッチトーンで決まるので、演奏の最中にマスターボリュームを触ることはありません。

モニタースピーカー【4】

モニタースピーカーは操作パネルの上部、それぞれ左右に1つずつあります。

アッパーキーボードボイス【5】


アッパーキーボードとは上鍵盤のことで、アッパーキーボードボイスは上鍵盤の音色の種類です。
LCDディスプレイの左側・上部に位置しています。
パネルから自由に好き音色を選ぶと、操作パネルの中央・LCDディスプレイに表示されます。さらに、その中から複数の音色が表示されるので好きな音色を選べます。
アッパーキーボードボイスは1と2があります。
アッパーキーボードボイス1とアッパーキーボードボイス2でそれぞれ音色を選び、音のコンビネーションが楽しめます。

たとえば、アッパーキーボード1でStrings1の音色を選び、アッパーキーボード2でクラリネットの音色を選ぶと両方の音が鳴ります。

ロワーキーボードボイス【6】


ロワーキーボードとは下鍵盤、ロワーキーボードボイスは下鍵盤の音色、エレクトーンの機種によって音色数に違いがあります。
アッパーキーボードと同様に、ロワーキーボード1・2があります。
2種類の音の組み合わせで素敵な音色を醸し出します。

LCDディスプレイ【7】

ELシリーズ・ステージアシリーズのエレクトーンでは、操作パネルの中央に大きな液晶画面があります。アッパー・ロワー・リードなどの音色やリズムなど、ボタンを選択して押した瞬間から表示されます。
選択した音色のタッチトーン・ピッチ・フィート・パン・ボリューム・リバーブなどの効果がどれくらいかかっているか、これを見れば一目でわかります。

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